●ファンド詐欺のカラクリ パート1

これまで、業者側の立場に立った儲けのカラクリや、
インチキな仕組みをご紹介してきましたが、
今日は、ファンド詐欺のカラクリについてお話します。

これは、何かの本でも紹介されていた手法ですが、
まず、投資に興味のある人のリスト(名簿)を購入します。

(リストの売買はよくある話ですよね。
私は過去に不動産投資の電話がよくかかってきましたが。。)

そして、そのリストに対して相場情報を毎月送ります。

その送り方がポイントなのですが、
リストを半分に分けて相反する情報を送るのです。

つまり、半数の人には、

「今月の相場は上がりますよ~。」と言って、

残り半数の人には、

「今月の相場は下がりますよ~。」と言うんですね。

そうすることで、どちらかは当たるワケです。

そして、その後どうするかというと、
予想が外れたリストを捨てます。

さらに、予想が当たったリストをまた半分に分けて
同じことを毎月行うのです。この作業を1年間、続けます。

するとどうでしょうか?

1年後に残ったリストの人には、
毎月、当たっている情報が流れていることになりますよね。

なので、

「この業者はなんてすごいんだ!」

と、驚くことでしょう。

まさに相手の思うツボです。
そんなとき、ついに業者は動き出します。。

「私にお金を預けてみませんか?

1年間ずっと相場の動きを当てたんですよ。

“絶対”にうまく運用してみせますから。」

と、話を持ちかけるんです。

すると、話しかけたリストのうちの何割かは
お金を預けてしまうという結果になってしまいます。

そりゃそうですよね。

毎月、相場の動きをピタリと当てているんですから
信用してしまうのも無理はありません。

しかしその後、お金を手にした業者はどうするのかというと、
もちろん、”ドロン”です。

「想定外の相場だったので、思わぬ損がでてしまいました。」

と、今年の流行語大賞に選ばれそうな”想定外”という言葉を
言い訳に使い、取引もしていないお金を損したことにします。

そして、業者はお金を持ち逃げです。

お金を預けた顧客としては、「なぜ?」という
疑問を持ちながらも泣き寝入りという結果になってしまいます。

恐ろしいですね。。

このような考え方を応用すると、
売買サインでも同じようなことができてしまいますね。

例えば、2つの口座を持っておいて、
ひとつは買い、ひとつは売りでトレードして、
結果が良い方だけを公開するといったように。。

言ってしまえばキリがないのですが、
こういった手法が存在していることをきちんと知って、
変な業者に騙されないようにしましょう。

それでは、今日のお話は以上になります。

最後にブログランキングの応援ボタンをクリック頂けますと幸いです。

●無料メールマガジンの登録はこちら
登録頂くと、売買ポイントをいち早く受信することができるようになります。
また、ブログで公開していない通貨ペアのポイント手法解説などの限定記事も読むことができるようになりますので、以下よりご登録ください↓

※PC版と携帯版をご用意しておりますが、画像やレポートデータ(PDF)は
パソコンの方が見やすいので、PC版は必ずご登録ください。
※メールが受信できない場合はこちらをご確認ください

今の順位は?ブログランキング投票ボタン↓
 にほんブログ村 為替ブログへ

カテゴリー: メンタルや裏話など タグ: パーマリンク

●ファンド詐欺のカラクリ パート1 への2件のフィードバック

  1. 西里 のコメント:

    記事を読むパスワード送ってください。

    • J氏 のコメント:

      西里様

      コメント頂きありがとうございます。パスワードにつきましては、
      メールマガジン内に記載させて頂いておりますので、ご確認頂けますと幸いです。
      何卒、よろしくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください